2025年6月1日(日)
東京11R
第92回 日本ダービー(GI)
芝2400m 発走15:40
北村友騎手(クロワデュノール1着)
「ダービージョッキーになれたことより、クロワデュノールがダービー馬になれたことが本当に何よりうれしいです。僕ができることは自分を信じること、馬を信じるという点だけです。きょうは本当に馬と心中して、ずっと人馬一体になれたような気がして、余計なことをしなくても馬が全力で走ってくれました。ここに至るまでの過程の全てに意味があったということを感じています。もっともっとこのクロワデュノールという名前が世の中に知れ渡ってほしいです」
坂井瑠騎手(マスカレードボール2着)
「課題のテンションもなんとか我慢してくれて、状態は非常に良かったと思います。レースは勝ち馬をマークできて折り合いもスムーズでしたし、この枠から考えられるレースはできたかなと思います。最後はしっかり脚を使ってくれましたけど、勝ち馬が強かったですね」
ルメール騎手(ショウヘイ3着)
「GIレベルでいい競馬をしてくれたし、よく頑張ってくれたと思います。緩い馬場で直線は走りのバランスが良くなかったけど、それでも3着だったからすごく頑張ってくれた。秋からが楽しみですね」
武豊騎手(サトノシャイニング4着)
「頑張りました。1コーナーで(他馬に)来られたときにエキサイトしてしまった。残念です」
川田将騎手(エリキング5着)
「とても具合良く、きょうを迎えられました。直線は素晴らしい走りを見せてくれて能力の高さを示してくれました。次につながるいいレースができたと思います」
レーン騎手(ミュージアムマイル6着)
「7番枠からいいスタートを切ってくれたけど、前半でペースが流れて後方からの競馬に。そのなかでもリズム良く運べたし、反応も良くしっかり走ってくれました。結果的には展開面やポジションの差が出てしまいました」
戸崎圭騎手(エムズ7着)
「パドックで初めて乗せてもらいましたが、筋肉の質や背中のいい馬だと感じました。気性は悪いということはなく、走る方へ気持ちが向く若さがありますね。ゲートをスムーズに出て前々での形。体に緩さがあるぶん、勝負どころで少しもたついたけど、直線ではジリジリとは伸びてくれましたからね。今後はその辺が解消されてくれれば」
松山弘騎手(ジョバンニ8着)
「中団で折り合って我慢は利きました。ただ、しまいは体が浮く走りになり反応が鈍ってしまいました。距離は大丈夫ですね」
佐々木大騎手(ファイアンクランツ9着)
「返し馬で耳栓をして周りの音を遮断。そのおかげで落ち着いてレースに臨めました。ゲート練習もしていたので、ポジションも取れました。結果的に最後は外を回ったぶんでしょうか」
浜中俊騎手(リラエンブレム10着)
「スタートを上手に出て、馬のリズムを崩さずに走れました。4コーナーでは『おっ』と思ったけど、最後は現状での成長度の差でしょうね。今後、年齢を重ねれば差は縮まると思いますよ」
田辺裕騎手(ホウオウアートマン11着)
「ハナへ行こうと思っていました。途中のペースも陣営との打ち合わせ通りでした。しまいは苦しくなったけど、厳しいローテーションでも頑張ってくれましたよ」
池添謙騎手(カラマティアノス12着)
「ゲートを出ればポジションを取りたかったけど、初速がつかずにあの位置から。中団の後ろからでもハミが抜けて道中はリズム良く走れました。ただ、3〜4コーナーで動き切れず、直線でも余力がありませんでした。今後、非力さが抜けてくればさらに良くなると思います」
岩田望騎手(トッピボーン13着)
「使い詰めだったので、この馬本来のデキではなかったのかもしれません。これからひとつずつ力をつけて、秋に改めて期待したいですね」
北村宏騎手(ファンダム14着)
「パドックや返し馬、直前のゲート練習も含めて落ち着いていたし、馬もそれを理解して指示通り競馬に臨めました。ゲートがうるさい馬につられず上手にスタートを切れたし、並びも理想的でした。1600メートル、1800メートルからの2400メートル戦。対応させようと思っていたけど、力が入っている時間が長かったですね。そのぶん直線ではおつりが残っていませんでした。馬はよく頑張ってくれましたよ」
丹内祐騎手(ドラゴンブースト15着)
「ゲートの駐立が良くなかったけど、最後まで止まっていませんからね。今後に向けて収穫はありました」
津村明騎手(ニシノエージェント16着)
「現状では強い馬に対しては厳しいレースに。これから力をつけてくれると思うし、2400メートルは少し長いですね」
Mデムー騎手(ファウストラーゼン18着)
「調教で頑張るタイプではないので、状態は悪くなかったと思いますよ。ただ、スタートを出てからハミを取らず、向こう正面ではまくれず…。こんな馬ではないですよ」
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