2024年5月26日 (日)
東京11R
第91回 日本ダービー(GI)
芝2400m 発走15:40

横山典騎手(ダノンデサイル1着)
「(ペースは)普通か遅いくらいになると思ったので、スタートさえ決まれば、前に行ってもいいくらいの気持ちで出していきました。岩田(康)くん(エコロヴァルツ)が行ってくれたので、直線までじっとできて、最後はよくはじけてくれました。日本ダービーを勝ったことはうれしいですけど、やっぱり皐月賞(レース前に右前肢跛行で競走除外)のとき、自分の決断が間違っていなかったんだなと。ああいうことがあっても馬を大事にしていれば応えてくれるので、すごく感謝しています。中間はまだいいときのデサイルの走りではなかったですけど、この前よりは良かったので、きょうは自信を持って乗れました」

戸崎圭騎手(ジャスティンミラノ2着)
「返し馬は元気が良く落ち着いていました。少し出負けしましたが、いい形で運べました。道中でまくられても冷静だったし、直線でも反応しましたが、内から(勝ち馬が)来てしまいました。期待に応えられず申し訳ありませんでした」

坂井瑠騎手(シンエンペラー3着)
「スローペースになると思っていましたが、ゲートのタイミングが合わず後ろのポジションになってしまいました。直線でも最後まで止まらず脚を使ってくれました。馬の状態はとても良かっただけに、勝てなかったことが悔しいです」

池添謙騎手(サンライズアース4着)
「メンタル面で幼いところはありますが、体は成長してきました。1歩目は出ましたが、2歩目でスピードに乗り切れなかったので控えて後ろからに。向こう正面でミルコ(デムーロ騎手)が動いた後、ワンテンポ遅らせて動きました。長くいい脚を使っているし、直線に向いてしんどくなってからも差し返す根性を見せてくれました」

ルメール騎手(レガレイラ5着)
「いつも通りスタートが遅くて、いいポジションを取れませんでした。ペースが遅いので後ろからでは難しいが、そんななかでも最後はよく伸びてきました」

Mデムーロ騎手(コスモキュランダ6着)
「タイミングが悪くて出遅れました。それでもペースが遅かったので、脚を使うことなく、位置を上げられましたね。ただ、直線で思ったより伸びなかったです。ダービーで馬も緊張していたのかもしれません」

武豊騎手(シュガークン7着)
「悔いのないレースはできました。頑張ったけど、現状ではまだでしたね。それでも秋が楽しみです」

岩田康騎手(エコロヴァルツ8着)
「できる限りのレースはしたつもりです。馬がリラックスしていて、ハナも考えていました。3コーナーでチャンスがあるかと思ったけど、力は出し切れましたね。やりたい競馬ができました」

川田将騎手(シックスペンス9着)
「調教では全く見せていなかった力みが返し馬からありました。レースもそのような部分のある走りになってしまいましたが、現状の精いっぱいは走ってくれたと思います」

岩田望騎手(ジューンテイク10着)
「やりたい競馬はできました。勝ち馬の後ろで折り合いに苦労しましたが、なんとか(折り合いは)つきました。前半のペースが遅く、ヨーイドンになりましたが、最後までジリジリと伸びています。秋以降にぐんと良くなった姿を見せられたらと思います」

横山武騎手(アーバンシック11着)
「この馬にとって有利ではない馬場状態は承知で、ゲートも速くないですから、腹をくくって爆発力を信じました。距離が400メートル延びたスローペースでも、壁をつくって我慢ができていましたね。調教の成果が出せたと思います。ただ、ラストは百日草特別ほどはじけず、脚いろが一緒になりました」

菅原明騎手(サンライズジパング12着)
「もう少ししぶとさを生かせる展開なら良かったけど、スローペースでしたね。そのなかで最後までよく走ってくれています」

松山弘騎手(ゴンバデカーブース13着)
「スタートが良く位置を取れて、1番人気馬の後ろで流れに乗れました。前半は力みがあったけど、それでも折り合いがついて、脚はたまりましたね。最後にもうひと伸びできなかったのは距離かもしれません。馬は良かったですし、またステップアップできるように頑張りたいです」

モレイラ騎手(ダノンエアズロック14着)
「パドックから地下馬道、馬場入りまで馬が若さを見せていました。返し馬、ゲート裏へ行ってもテンションが下がらなかったです。レース前にエネルギーを消耗してしまい、いいパフォーマンスを出せませんでした」

鮫島駿騎手(ショウナンラプンタ15着)
「折り合いが難しいタイプですが、そこに気をつけて2コーナーまでいい形でした。ただ、向こう正面で動いた馬にこすられ、そこで反応してしまいましたね。勝負にいく競馬をしましたが、捕まえに仕掛けていったぶん、最後は甘くなりました。それでもこれからさらに良くなってくる馬ですよ」

藤岡佑騎手(ミスタージーティー16着)
「前回にある程度先行して甘くなったので、今回は構えていきましたが、ペースが落ち着いてしまいました。夏は休んで、秋に改めて期待ですね」

西村淳騎手(ビザンチンドリーム17着)
「日本ダービーに騎乗依頼を頂き、結果を出したかったのですが、ふがいないです。馬は頑張ってくれましたし、これから先は明るいと思います。また頑張ってリベンジしたいです」

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