2022年5月29日 (日)
東京11R
第89回 日本ダービー(GI)
芝2400m 発走15:40
武豊騎手(ドウデュース1着)
「スタートがそんなに速い馬ではないのですが、ある程度想定していた並びで、すごくいいポジションを取れたと思いました。馬場はかなりいいですけど、ちょっと(ペースが)速いかなというのはありましたが、それよりマイペースでいこうと思っていました。4コーナーを回ってくるときはしびれるような手応えで、軽くゴーサインを出したら反応が良すぎて先頭に立つのが早く少し気を抜こうとしたのですが、最後までしっかりしていました。感無量ですね。ジョッキーとしてこれほど幸せな瞬間はないです。ドウデュースとともにこれから世界も含めて、頑張っていきたいと思います」
ルメール騎手(イクイノックス2着)
「最初は忙しい流れだったが、うまく息が入って我慢できた。3〜4コーナーもリズム良く、直線でドウデュースの外に出したときは勝つと思った。いい競馬はできたがしようがない」
田辺裕騎手(アスクビクターモア3着)
「皐月賞の敗因を糧に(上位馬に)どうやって逆転をしようかと競馬のイメージを組み立てていました。スタートは上手に出て、最近の中では一番力みもなくイメージ通りのレースでした。最後は坂を上がってタレてしまいましたが、この馬自身の競馬はできました」
川田将騎手(ダノンベルーガ4着)
「リズム良く競馬ができて、直線もスペースができて、あとは伸び勝つだけだったのですが…。きょうできる精いっぱいの走りをしてくれました」
池添謙騎手(プラダリア5着)
「状態はピークでしたし、ポジションを取って勝ちにいく競馬をしました。落ち着いた走りでメンタル面の強さは見せられたし、5着でしたが皐月賞組に割って入れたのはこの馬だけですからね」
横山武騎手(キラーアビリティ6着)
「ゲートと折り合いの2点を意識していました。ゲートは克服したわけではないですがよく出ましたし、向こう正面でポケットに入って折り合えるシーンをつくれたのは良かったです。2000メートルでも掛かるので2400メートルはどうかと思いましたが、今後につながるレースができたと思います」
福永祐騎手(ジオグリフ7着)
「課題のスタートは何とか出てくれましたが、一番取りたいポジションを取れませんでした。掛かる馬ではないのでロスではなかったのですが、体力を温存できた馬とラスト200メートルではその差が出ました。距離はタメが利けばこなせると思いますし、きょうの結果だけで結論づけるのは早いと思います」
菅原明騎手(オニャンコポン8着)
「上位馬と同じような位置で運べましたし、直線でも手応え良く持ったままくることができました。仕掛けてからも脚を使ってくれましたよ。2400メートルはどうかと思いましたが、脚をためる競馬でしまいまで踏ん張ってくれました」
Mデムーロ騎手(ジャスティンパレス9着)
「スタートがうまくて、いいところにつけられました。勝つかなと夢を見ましたが、直線の真ん中で止まってしまいました」
和田竜騎手(ビーアストニッシド10着)
「流れを見ながらいいところにつけられました。3コーナーで気を抜いてフワフワしたので、距離がもつかなと思いましたが、直線で内にモタれて苦しくなりました。最後まで走り切っているし、返し馬からゲートまでも大人になって成長を感じました」
幸英騎手(セイウンハーデス11着)
「外の馬を気にしていたのか、直線まで終始内にモタれていました。まだ幼い面がありますし、そのあたりが成長すればもっとやれると思います」
岩田望騎手(アスクワイルドモア12着)
「いいポジションで理想的な競馬ができました。最後は上位陣とは現状の力の差ですね。まだ伸びしろがありますし、成長力もありそうです」
横山和騎手(マテンロウレオ13着)
「調教で感じていた、いい雰囲気のまま返し馬に行けましたし、大観衆にのまれることなくリズム良く走ってくれました。直線まで理想的に運べましたし、2400メートルをしっかり走り切ってくれたのが良かったです」
レーン騎手(ロードレゼル14着)
「いいスタートが切れて折り合いも良かったですが、外枠の負担はありました。レース前もレース中も子供っぽさがありましたし、成長してくれれば今後ステップアップできると思います」
岩田康騎手(デシエルト15着)
「馬体重はプラスマイナス0キロでしたし、前回よりも落ち着いていました。スピードとパワーを見せてくれましたし、レース内容はきょうの方が良かったです。まだ粗削りですし、今後は路線を探りながら頑張っていければと思います」
松山弘騎手(ジャスティンロック16着)
「スタートからなかなか前進できなくて、道中はおっつける感じでした。最後までよく走っていますし、これから良くなる馬だと思うので、今後の成長に期待したいです」
昆貢調教師(マテンロウオリオン17着)
「お客さんの数が多くてテンションが上がってしまいました。もともと敏感なところがあり、影響が大きかったです。ジョッキーは返し馬でイライラしていたと言っていました。NHKマイルCであれだけ走れていますし、きょうは惨敗しましたが、秋に向けて失望する内容ではなかったです」
藤岡佑騎手(ピースオブエイト18着)
「前回は逃げる競馬でしたが、もまれない形で折り合いをつけられればと思っていました。ペースが平均より速くなって思いのほか早く苦しくなってしまいました。まだ伸びしろがありますし、これから頑張ってくれると思います」
戻る