2013年10月27日 (日)
東京11R
第148回 天皇賞・秋(GI)
芝2000m 発走15:40

福永祐騎手(ジャスタウェイ1着)
「スタートを決めたかったので、レース前にゲートの練習をしたんだ。その効果で落ち着いて出てくれましたからね。最高のポジションを取れたし、エプソムCで乗ったときよりも後ろ脚(トモ)に力がついて、本格化の兆しは感じていました。このメンバーでも一発を狙っていただけに、勝てて良かったですよ」

岩田康騎手(ジェンティルドンナ2着)
「ポジションはどこでもいいと思っていたけど、スタートが良すぎてあの位置からに。道中は力まずに走れたけど、もう少しタメる競馬をした方が良かったのかもしれないですね…」

Mデムーロ騎手(エイシンフラッシュ3着)
「とてもいいポジションで運べたし、前が引っ張る形でペースもOK。ただ、直線で進路を塞がれて、そこで一旦止まってしまったからね。また外へ出すといい伸びを見せてくれたんだが…」

吉田隼騎手(アンコイルド4着)
「スタートをうまく切って人気馬の後ろでリズム良く運べたし、直線でも前があいてくれましたが、そこからギアが上がりませんでした。GIのメンバーですから、そのあたりにまだ課題は残していますね。ただ、以前よりも力はつけているし、きのうまでの馬場ならもう少しやれたかも。どこかでタイトルを取らせてあげたいですね」

リスポリ騎手(コディーノ5着)
「ダービーのVTRを見ると、ややテンションが高いイメージがあったけど、きょうは馬に落ち着きがあったんだ。闘争心を内に秘めている感じ。ここ2戦は出遅れていたけど、きょうはゲートを出てくれたし、無理に人気馬を追いかけず理想的な競馬ができたと思う。最後にもうひと段階ギアが上がらなかったのは、距離的なものがあるのかも。マイルならもっとやれるはずだし、まだ伸びしろも見込める馬だよ」

柴田善騎手(ナカヤマナイト6着)
「もう少しついて行けると思ったけど、逆に離されてしまって…。休み明けのぶんなのかな。ただ、以前より乗りやすくはなっていますよ」

北村友騎手(ヒットザターゲット7着)
「スタートしてから馬場に脚を取られたので、急がさずこの馬のリズムで運びました。最後は差を詰めてくれたし、パンパンの良馬場ならもう少し頑張れたと思います」

田辺裕騎手(ヴェルデグリーン8着)
「ペースが流れて前が止まってくれるかと思ったけど、さすがにこのメンバーに入ると甘くはなかったですね。逆にきのうのようにもう少し湿った馬場の方が良かったのかも」

高倉稜騎手(フラガラッハ9着)
「最後の1ハロンで馬場に気を使う感じでした。もっとめりはりの利いた馬場なら伸びてくれたんですがね。ただ、2000メートルでも内容のある競馬はできたと思いますよ」

武豊騎手(トウケイヘイロー10着)
「前半に力んで走っていて、なかなかハミが抜けませんでしたね。1周の競馬だと1コーナーで抜けるんだけど、きょうは3コーナーまで力みっぱなし。それに馬場が乾きすぎたかな。きのうまでの馬場ならまた違ったとは思うけど…」

メンディザバル騎手(トーセンジョーダン11着)
「以前のような切れ脚を使えなかったのは、まだ馬が戻りきっていなかったのかな。それよりも、きょうはこの馬にはペースが速すぎた。トウケイヘイローのペースに惑わされてしまった感じで…」

池添謙騎手(トゥザグローリー12着)
「2コーナーで他馬に前に入られた時につまずいてしまって…。スムーズならもう少しやれたと思います。デキが良かっただけに残念です」

内田博騎手(オーシャンブルー13着)
「体が戻っていたのは良かったし、徐々に落ち着きも出てきているけど、こんな馬場だと苦しいのかついて行けなくて…。今は状態が戻っている段階。これから良くなるはず」

武士沢友騎手(レインスティック14着)
「これぐらいの馬場なら大丈夫でしたよ。ただ、オープンを勝って初めてのGIだったぶん、ペースも違いますからね。いい経験になったと思いますよ」

川須栄騎手(ダイワファルコン15着)
「理想的な競馬はできたと思いますが、流れも流れでこのメンバーですからね。直線に向いてからも徐々に頭が上がってしまったし、最後は突っ張ってやめている感じでした。東京は小細工が利かないので、現状では小回りがベターかもしれません」

川田将騎手(ダノンバラード16着)
「あまりにも止まりすぎですね…」

蛯名正騎手(レッドスパーダ17着)
「良発表とはいえ、柔らかい馬場に滑っていたからね。走法からはパンパンの馬場の方がいいし、距離も少し長いのかも」

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