2012年5月27日 (日)
東京10R
第79回 日本ダービー(GI)
芝2400m 発走15:40
岩田康騎手(ディープブリランテ1着)
「(NHKマイルCで騎乗停止となってから)ダービーまでブリランテに自分のすべてをかけようと思った。本当に幸せな3週間だった。気持ちよく調教に向かい、気持ちよく調教を終わることの繰り返し。それを馬も分かってくれた僕よりも、馬のことをほめてあげたい。みんなが求めている、1年にひとりしか与えられない称号。家族や、僕を育ててくれた園田競馬の関係者、師匠の清水正人先生に(勝利を)伝えたい。ゴールの瞬間は内と外が離れていて、勝ったかは分からなかった。(勝てたのは)ブリランテと僕が信じ合えたからだと思う。矢作先生(芳人調教師)と厩舎スタッフが『この馬が一番や』と思ってやってきたし、僕もそう思っていた。ようやく、この馬とひとつになれた気がします」
蛯名騎手(フェノーメノ2着)
「これ以上ない仕上がりだったし、レースも完璧だった。着差が着差だけに…。悔しすぎる」
ウィリアムズ騎手(トーセンホマレボシ3着)
「あれだけ追いかけていって3着に粘れた。直線で勝ち馬に寄られて脚をとられなければ2着はあったかもしれない」
福永騎手(ワールドエース4着)
「折り合いはスムーズだったし、勝負どころで少し反応が鈍くなるのはいつものこと。伸びてくれると信じて追ったんですが…。大きいレースで岩田君はビシッと決めるけど、自分にはそれが足りない」
内田博騎手(ゴールドシップ5着)
「もう少し前で競馬をしたかったんですが…。やっぱり競馬は甘くないね」
柴田大騎手(コスモオオゾラ6着)
「道中はリラックスしていて、折り合いもしっかりつきました。フェノーメノと一緒に上がっていきたかったが、先に行かれてしまいました。それでも力は出し切ったと思います」
田辺騎手(トリップ7着)
「いいポジションで運べましたし、理想的な競馬ができました。ただ、最後の踏ん張りという点で、上位の馬たちはしぶとかったですね。力は出し切りました」
松岡騎手(エタンダール8着)
「馬の感じは良かったです。流れが速いと思い、行きたかったですが行けませんでした」
藤岡佑騎手(ベールドインパクト9着)
「ある程度流れに乗っていこうと思っていましたが、1コーナーで流れそうだったので内で折り合いをつけました。最後は脚を伸ばしてくれました」
池添騎手(グランデッツァ10着)
「いい位置が取れて、勝ち馬を見ながらタイミングを合わせて動いていった。それでも止まってしまったので、距離が長かったのかな」
秋山騎手(ジャスタウェイ11着)
「前が残る展開でしたが、この馬なりに伸びてくれました。距離はこなせそうです」
柴田善騎手(モンストール12着)
「馬は良くなっていたし、落ち着いていて雰囲気も良くなっていました。あとは体がもう少し成長してくればいいですね」
武豊騎手(アルフレード13着)
「馬場が硬かったせいか走りが小さく、体をあまり使っていませんでした。行きっぷりが悪かったですね」
横山典騎手(スピルバーグ14着)
「内枠に入ったので、スタートを出たら前々で競馬をしようと思っていました。ただ、このスタートでは…」
小牧太騎手(クラレント15着)
「思った通りのレースではありませんでしたが、3コーナーではひょっとすると、とは思っていました。まだこれからの馬ですね」
川田騎手(ゼロス16着)
「返し馬ではムキになりそうでしたが、思ったより折り合って走っていて、気持ちよく行けました。早めに来られたのは仕方ないです。どうしても2400mという距離は長いと思います」
佐藤哲騎手(ブライトライン17着)
「ポンと出て向正面もいい感じで進んでいきました。ただ、伸びかけたところで芝の塊が飛んできて集中力が切れてしまった感じです」
安藤勝騎手(ヒストリカル18着)
「道中から反応が悪く、手前ばかり替えていました。最後はフォームがバラバラで、追うのがかわいそうでした」
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