2010年5月30日 (日)
東京10R
第77回 日本ダービー(GI)
芝2400m 発走15:40
内田博幸騎手(エイシンフラッシュ1着)
「道中のペースは遅かったけど、前に力のある馬がいたので、壁になることはないなと。最後、前が開いたら必ず脚を使ってくれると思っていたし、前が開かなかったら仕方ないと思っていました。きょうは今までで一番いいデキだった。ダービーという大一番に向けて、最高のデキに仕上げてくれた藤原英昭先生(調教師)に感謝したい。今年はこれまでいろんなことがあって、思うように体が動かなかった。ようやく回復してきて、いい結果が出せました。JRAに入ったときに、ダービーが目標だったので、こういう形で勝てて、本当にうれしいです」
後藤浩輝騎手(ローズキングダム2着)
「ここまで来られたのは、僕にとっても馬にとっても最高の結果。勝てたほうが良かったけど、馬は勝ったと思っているんじゃないかな。小牧さんにもいい報告ができますね」
岩田康誠騎手(ヴィクトワールピサ3着)
「前回よりゲートを出ていい位置を取れたが、直線は手応えほど伸びてくれなかった。スローペースになってしまったこともあり、向こう正面から3コーナーにかけてハミをかんでしまったのが影響した」
池添謙一騎手(ゲシュタルト4着)
「行きたい馬は行かせて、いいポジションを取りました。決め手勝負では分が悪いので、意識的に早めに動きましたが、一瞬オッと思いました。このタイトなローテーションを克服して、皐月賞よりも順位を上げてくれましたし、改めて走る馬だと実感しました。秋が楽しみですね」
四位洋文騎手(ルーラーシップ5着)
「直線で外に出したかったけど、出せなかったね。できれば外枠が欲しかったなあ。この枠(2枠3番)は(07年ダービー勝ち)ウオッカと同じ枠だったから、内心期待していたんだけどね」
横山典弘騎手(ペルーサ6着)
「10万人の観客を前にすると、どうしても(馬が)そっちを見てしまうよね。まだ3歳馬なのでスタートで出遅れてしまったのも仕方がない。しかもスローペースになってしまったのでどうしようもなかった。馬券を買ってくれた人に申し訳ない」
戸崎圭太騎手(トゥザグローリー7着)
「途中でハミをかみましたが、それ以上に掛かることはなかったです。柔らかくてすごくいい馬だし、よく頑張ってくれました」
浜中俊騎手(サンディエゴシチー8着)
「ここにきて、いいころの雰囲気に近づいてきましたね。重賞を勝っていますし、これくらいは走れていい馬です。もう少しトモの硬さがなくなれば、もっと良くなると思います」
藤田伸二騎手(ヒルノダムール9着)
「馬のデキはすごく良かったし、いい位置でスムーズに競馬もできた。ペースが(もっと速く)流れてほしかったという気持ちはあるが、直線では思ったほど伸びなかった。いくらこういう流れではあっても、もう少しらしさを見せてほしかった」
松岡正海騎手(コスモファントム10着)
「いい位置で運べましたし、直線も内めが開いていたので入って行けました。ただ、上がりの競馬で瞬発力の差が出ましたね…」
藤岡佑介騎手(レーヴドリアン11着)
「3〜4コーナーの中間からヴィクトワールピサを見ながら上がって行きましたが、レースの上がりが速かったので、直線に入ったらスッと離されてしまいました。もっとバラける展開なら良かったのですが…」
福永祐一騎手(リルダヴァル12着)
「スタートはもっと出るかと思ったんだけど…。内に入れることができなかったね。道中は折り合いに専念したけど、上がりのレースで伸び切れなかったよ」
C.ウィリアムズ騎手(アリゼオ13着)
「道中はうまく走れたけど、直線に向いていざ追いだしたら反応できなかったね」
飯田祐史騎手(メイショウウズシオ14着)
「4コーナーでハミを掛け直しましたが、後ろのほうがノメっていました。他馬とは勢いが違ってしまいましたね」
江田照男騎手(トーセンアレス15着)
「本当はもっと前に行きたかったけど、出しても行かなかった。芝がダメではないけど、ダービーなのにこの遅さだったし、瞬発力勝負ではね…。流れひとつで違ったと思うよ」
蛯名正義騎手(ハンソデバンド16着)
「ゲートの中でうるさかったし、立ち上がったりもしたからね。なんとか耐えたけど…」
和田竜二騎手(シャイン17着)
「スタートが決まったので流れに乗れましたが、少しハミをかんでしまいました。距離は2000メートルくらいまでかもしれませんね」
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