2010年12月26日 (日)
中山10R
第55回 有馬記念(GI)
芝2500m 発走15:25
M.デムーロ騎手(ヴィクトワールピサ1着)
「スタートが良かったし、すぐにいい位置につけることができた。ブエナビスタが来たときは“コワカッタ"です。1着になるように祈り続けていたので、写真判定は長く感じました。ゴールの瞬間は、(勝利は)分からなかった。お父さん(ネオユニヴァース)が、とても嬉しいクリスマスプレゼントをくれたね。ダービー(03年ネオユニヴァース)、ジャパンC(08年スクリーンヒーロー)を勝ち、今度は有馬。夢が叶った」
C.スミヨン騎手(ブエナビスタ2着)
「道中はリラックスさせたかったので無理してまで前に行かなかったが、結果的に位置が後ろすぎた。中山は真ん中より前にいないと致命傷になると分かってはいたが、それを修正できなかった。こう言ってはいけないのかもしれないが、もう一度やれば自分の馬が勝っている、とみんなに分かってもらえたと思う」
C.ウィリアムズ騎手(トゥザグローリー3着)
「すごくスタミナがある馬で最後も前の馬をキャッチできるくらいだった。まだ3歳だし先が楽しみ」
安藤勝己騎手(ペルーサ4着)
「ゲートは我慢できるようになった。ただ、今まで前のほうに行ったことがないから少し戸惑いながら走っていたね。でも、こういう競馬ができるようになれば来年が楽しみだよ」
三浦皇成騎手(トーセンジョーダン5着)
「ペースを考えれば一発あるかなと思っていたけど、スローだったぶん、後続に早めにこられてしまいましたね。でも、馬はリラックスして走っていたし、力は出せたと思います。この馬にとって初めてのGIでしたし、いい経験になりました」
内田博幸騎手(エイシンフラッシュ7着)
「中途半端にゲートを出て外々を回らされるのも嫌だったので、ゲートをソロッと出してすぐに内へ入れたんだ。最後も伸びてはいるけど、きょうのところは完敗かな。まだ春のデキにはなかったし、仕切り直しですね」
後藤浩輝騎手(ネヴァブション8着)
「ハナへ行くつもりでいたのに、出ムチを入れても反応してくれなくて、あの位置を取るのに精いっぱいだった。ここ2戦は、どうも前半の行きっぷりが良くないね。けいこでは元気なんだけど、競馬にいって春の勢いがない感じ。心身ともに疲れが出ているのかなぁ…」
F.ベリー騎手(ダノンシャンティ9着)
「地下馬道と馬場入り後にエキサイトしていたんだ。そのうえ、スタートしてからの1ハロンは馬がフワフワしていたからね。4コーナーを回っていったんは伸びかけたけど、そこからが…。きょうは久々の影響もあったと思うけど、もう少し落ち着きがほしいところですね」
岩田康誠騎手(フォゲッタブル10着)
「中団で折り合ってくれたけど、切れる脚がないぶん、最後はジリジリとしか伸びなかった。フォームがきれいでパワフルな走りをする馬なんだけどね…」
横山典弘騎手(オウケンブルースリ11着)
「ペースを考えて乗るつもりだったので、あの位置でも良かったと思う。ただ、最後は内にモタれてしまったからね」
蛯名正義騎手(メイショウベルーガ12着)
「早めに追い出してはいるんだけど、コーナーで外へ張り気味。最後はまたきているんだけどなぁ。ただ、コンスタントに使っても馬体が増えていたし、返し馬でもおとなしかったからね。着順ほど内容は悪くなかったし、大した馬ですよ」
池添謙一騎手(ドリームジャーニー13着)
「去年もそうだったし、出遅れるのはいつものこと。ただ、今回はゲートの中で固まるような感じで…。出てからもモタれていたし、道中でも他馬にぶつけられて引っ掛かってしまって…。3コーナーではもう余力がありませんでした」
四位洋文騎手(レッドディザイア14着)
「遠征後、久々の競馬で掛かって行きそうだったので、折り合い面を重視してソロッと出したんだ。ただ、いいころのデキにはまだなかったし、中山の2500mも少し長い気がするね」
福永祐一騎手(ジャミール15着)
「いい位置で運べたけど、ペースが速くなかったからね。最後も力負けかな」
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