2010年10月31日 (日)
東京11R
第142回 天皇賞・秋(GI)
芝2000m 発走15:40
C.スミヨン騎手(ブエナビスタ1着)
「今、一番日本で強い馬に騎乗できることをすごく楽しみにしていたけど、実際に乗ってみたら、まるで(08年凱旋門賞馬)ザルカヴァのようだった。ブエナビスタはそれ以上の馬になれるかもしれない。きょうはこれまでで一番強く印象的なレースができたんじゃないかな」
安藤勝己騎手(ペルーサ2着)
「ホント、悔しいよね。前回も言ったようにゲートの出方が悪い。ポコンと出るから1馬身ぐらいの遅れでも3馬身ぐらいのロスがある。何が嫌なのか、馬に聞いてみたいよ。あれだけのロスがあってこれだけ走るんだからね。まだ3歳だし、能力的には相当なものがあるよ」
佐藤哲三騎手(アーネストリー3着)
「コーナーワークで差を広げる競馬をしたけど、東京コースでは難しいのかな。きっちり折り合えたけど、直線半ばで一瞬でかわされちゃうんだから勝ち馬は強いね」
北村宏司騎手(オウケンサクラ4着)
「先生と相談して積極的な競馬をしようと思っていたし、デキもすごく良かった。ブエナビスタの強さは抜けていましたが、3歳牝馬でこれだけやれたのは本当に立派ですよ」
後藤浩輝騎手(ネヴァブション5着)
「この枠だとどうしてもロスがあるからね。それを考えれば望みうる最高の競馬ができたと思うし、力は出しきれた。すべてがかみ合えばGIに手が届く馬だと思うし、次が楽しみ」
藤田伸二騎手(シンゲン6着)
「1コーナーでカットされたり、3〜4コーナーで接触があったり、審議対象にはならなかったけど見えない部分で不利があった。それで馬が見た目以上に気負ってしまって…。力を出し切れなくて残念です」
吉田豊騎手(トウショウシロッコ7着)
「直線がスムーズだったらと悔やまれるが、1頭しかないスペースを2頭で狙う形になったから仕方ないところもあった。相手なりに走る馬だから期待していたが、そのとおりの走りをしてくれましたね」
三浦皇成騎手(スマイルジャック8着)
「うまく折り合いがついて脚をためることができました。一瞬、おっと思ったのですが…。でも、いい内容だったし、ベストのマイルならもっとやれる手応えが持てました」
武豊騎手(アクシオン9着)
「途中でうまく内にでも入れられれば良かったが、タイトな競馬でゴチャついてもいたからね。結局ロスを強いられる競馬になってしまったのが痛かったよ」
吉田隼人騎手(ヤマニンキングリー10着)
「いい感じで直線に向けたが、坂で脚いろが鈍った」
藤岡佑介騎手(スーパーホーネット11着)
「だいぶいいころに近い雰囲気だったし、一瞬は夢を見ました。最後は距離適性の差だと思うが、今後を考えればいいチャレンジだった」
酒井学騎手(シルポート12着)
「欲を言えばもっと馬場が悪くなってくれればこの馬には良かったのですが…。自分の競馬はできたし、現状での力は出せたと思う」
小牧太騎手(キャプテントゥーレ13着)
「単騎の2番手だったらまた違ったと思うが、内から他馬に来られて並ぶような格好になってしまった。この馬のリズムで走らせることができなかった」
福永祐一騎手(アリゼオ14着)
「この大外枠はきつかった。それほどムキになっていなかったけど、きょうの結果は枠順に尽きますね」
松岡正海騎手(コスモファントム15着)
「絶好のポジションで運べたが…。これから力をつけてくれば楽しみな馬になりますよ」
柴田善臣騎手(ショウワモダン16着)
「一瞬ぐっときたが…。だいぶ復調してきている印象はうけたし、次はもっとやれるはずだよ」
蛯名正義騎手(エイシンアポロン17着)
「脚があっただけに直線の不利が本当に痛かった」
D.ホワイト騎手(ジャガーメイル18着)
「蛯名騎手の馬の進路をふさいでしまって申し訳ありません。馬は状態も良く、最後も脚が残っていたし、スムーズなら2着はあったと思います。堀先生にも申し訳ないです」
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