東京・10R
第76回日本ダービー(GI)
横山典騎手(ロジユニヴァース1着)
「正直、ずっと調子が良くないと思っていたんです。馬に失礼なことをしました。本当に、本当に、勝つとは思っていなかったので…。今回は馬に感謝です。馬に負担をかけない。それだけを考えました。最後は必死でした。きょうはこの馬の底力と生命力のなせる業。とにかく無事でずっと走っていけたらいい」
武豊騎手(リーチザクラウン2着)
「皐月賞のときとは違い、うまく折り合いがついた。もう少し後続との差を保っていきたかったんだけどね。4コーナーで前の馬を抜いたときに気難しいところを見せてしまい、それで差を詰められた。でも、よく頑張ってくれたと思う」
角田騎手(アントニオバローズ3着)
「今までで一番と思えるデキだったし、1着を目指していたので悔しいね。3コーナーで脚を取られたけど、どの馬も同じ条件だし、それは言い訳にならない。でも、距離延長で良さが出たのは思っていたとおり。菊花賞に向け、うまく鍛えていきたい」
蛯名騎手(ナカヤマフェスタ4着)
「この馬場で走りづらそうにしていたけど、折り合いはうまくついたし、最後までよく伸びてくれた。皐月賞後の調整がうまくいったことがここでの走りに結びついたと思うし、馬もそれに応えて本当に頑張ってくれたよ」
内田博騎手(アプレザンレーヴ5着)
「思っていたとおりのレースはできたし、手応えもあったので馬場のいい外めに出した。4コーナーでは“オッ"と思ったんだけど…。直線では走りづらそうだったし、良馬場で走らせてあげたかったね」
北村友騎手(シェーンヴァルト6着)
「返し馬から落ち着きがあって、すごく雰囲気が良かったんです。レースも1〜2コーナーと向こう正面でゴチャつく場面があったけど、調教の成果でその後すぐに馬は冷静になってくれました。最後まであきらめずにジワジワ差を詰めてくれたし、この経験が必ず今後に生きると思います」
川田騎手(ゴールデンチケット7着)
「馬場はこの馬に味方したと思います。直線に向いた時には一瞬夢を見ましたが、最後の1ハロンでいっぱいになってしまいました」
柴田善騎手(マッハヴェロシティ8着)
「もともと(道悪は)得意なほうじゃないと思っていたけど、やっぱり馬場に苦しめられた。フットワークがバラバラになっていたし、仕方ない結果」
幸騎手(トップカミング9着)
「ハミを替えた効果はあったし、レースでも馬込みに入れたことでまっすぐ走れた。最後も差を詰めてくれているけど、きょうの馬場ではここまでが精いっぱい」
松岡騎手(ケイアイライジン10着)
「馬場もこなしてくれたし、折り合いもついた。4コーナーでは夢を見たけど、最後は伸びきれなかった。もう少し短い距離のほうがいいのでしょう」
安藤勝騎手(フィフスペトル11着)
「もう少し短い距離の良馬場で瞬発力を生かす競馬のほうがいいね」
岩田康騎手(アンライバルド12着)
「馬場を考慮して(スタートから)出していこうとしたけど、大外枠で他の馬も行こうとしていたので、無理できなかった。勝負どころではもう馬場を気にしていた」
福永騎手(セイウンワンダー13着)
「ゲートを出てから進んでいかなかった。具合はすごく良かったし、きょうみたいな馬場も得意だと思ったのに…」
武幸騎手(トライアンフマーチ14着)
「小細工してもダービーは勝てないと思って正攻法の競馬をした。悔いはないし、馬場も何とも言えない」
戸田調教師(ブレイクランアウト15着)
「1コーナーの入りで他馬に寄られる不利と、その後もゴチャつきポジションを下げるロス。あれがすべて」
三浦騎手(アーリーロブスト16着)
「下(馬場)を気にして力を出しきれなかったですね」
小牧太騎手(アイアンルック17着)
「返し馬で嫌な予感はしたけど、3コーナーから追っ付けどおし。馬場うんぬんは何とも言えない」
藤岡康騎手(ジョーカプチーノ18着)
「馬とケンカしたくなかったのでハナへ。いろんな意味で厳しい競馬になったけど、この経験を今後に生かしたい」
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