東京・11R
第25回フェブラリーステークス(GI)
武豊騎手(ヴァーミリアン1着)
「完璧でしたね。チャンピオンらしい? そのとおりのレースができたと思う。スタートが速いほうではないし、距離も1600だったので(スタートには)十分気をつけました。いいスタートが切れたと思う。いい枠に入ったし、外だったので内に入れることは考えてなかった。距離を長く走ることに不安はないので、多少のロスがあっても外を走らせたいと思っていました。(久々のマイル戦は)ペースは今までより速くなるけど、ずいぶん大騒ぎされたなって。そんなにか、と正直思ってました。(状態は)スタッフからは絶好調と聞いていましたし、返し馬で状態の良さを感じた。(ドバイへは)日本代表として胸を張っていける。どんな状況でも力を出してくれる」
幸騎手(ブルーコンコルド2着)
「(8歳でも)まだまだ大丈夫ですね。きょうは勝ち馬が強かったけど、やはりこの馬には2000メートルよりマイルのほうが合っている。左回りでモタれる面も、まだマシでしたよ」
岩田康騎手(ワイルドワンダー3着)
「勝ちにいっての3着だから仕方がない。4コーナーを回って残り400メートルでも持ったままだったから、これは、っと思ったけど…。成長を感じるし、風にも負けず外枠にも負けずよく頑張ってくれた」
ペリエ騎手(ロングプライド4着)
「勝った馬が強かったですね。この馬も来てはいるけど、直線でもうひと伸びを欠いたのはやっぱり出遅れたぶん。マイルより1800メートルくらいのほうが合いそうだけど、この距離でもあの馬なりの力は出せた」
蛯名騎手(リミットレスビッド5着)
「前回とは馬のデキが違った。ソロッと乗れたしスムーズになだめることができた。直線では一瞬、おっと思ったんだけどね。よく頑張ってくれました」
角田騎手(クワイエットデイ6着)
「ゲートを上手に出たのでハナへでもと思ったが、さすがにこのメンバーでは行けなかった。それにマイルの距離は少し忙しいのかな。1800〜2000メートルぐらいの距離のほうがこの馬の持ち味を出せると思う」
藤田騎手(デアリングハート7着)
「スタートがいい馬で、きょうもポンと出てくれたが、途中から他馬に主張されて2番手を追走する形に。芝、ダートを問わず左回りだと行きっぷりが違うし、4コーナーでの手ごたえも十分。それでも最後にかわされてしまったのは、単騎で行けなかったぶんじゃないかな」
武幸騎手(メイショウトウコン8着)
「体調は良かったと思うが、スタートからゴールまで左手前のまま。ステッキを入れたが結局最後まで替えてくれなかった。左回りだとスムーズに走れないことがあるのかもしれません」
安藤勝騎手(ドラゴンファイヤー9着)
「体が伸びきって走っている感じでタメが利かなかった。道中でうまく脚をタメることができれば切れる脚を使える感じはしたんだが…」
戸崎圭騎手(アンパサンド10着)
「ゲートはスッと出てくれたが、最近中距離を使っていたせいか、マイルのペースに馬が気を使ってしまっている感じ」
福永騎手(メイショウバトラー11着)
「いい位置につけられたが、この強力メンバー相手では力が及ばなかった。牝馬同士ならまた違ったレースができると思う」
御神本訓騎手(フジノウェーブ12着)
「芝スタートで行き脚がつかなかったし、馬体も少し立派すぎた。そのせいか道中も集中した走りができていなかった」
今野忠騎手(ビッググラス13着)
「まだ馬体に余裕があるのか苦しがって走っていた」
田中勝騎手(ノボトゥルー14着)
「流れに乗れて走れたが…。さすがに相手が強かった」
後藤騎手(ヴィクトリー15着)
「ダートで思いのほかスタミナを消耗したのかな。最後はバッタリと止まってしまった」
西園調教師(フィールドルージュ競走中止)
「ゲートを出た一完歩目につまずいてバランスを崩し、トモ脚で左前の球節部分を引っかけてしまったみたい。蹄球部の肉がえぐれて血も出ていたし、それに気づいたジョッキーの判断で止めました。人気に支持していただいたのに、申し訳ありません」
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