京都・11R
第135回天皇賞・春(GI)

石橋守騎手(メイショウサムソン1着)
「言葉では言い表せないくらいうれしい。本当に、サムソンに“ありがとう”。それだけです。折り合いだけに気をつけたけど、スムーズにいけた。(2周目の)3コーナーで外からほかの馬に来られてハミを取ったけど、長くいい脚が使えるので、サムソンを信じて、自身を持って乗りました。直線は“頑張ってくれ”と。ゴールした時は、勝ったかどうか分からなかったけど、よく頑張ってくれた。距離を心配する声もあったけど、僕はそんなことはないと思っていた。菊花賞では悔しい思いをしたけど、馬がよく勝ってくれた。本当にすごい勝負根性です」

福永騎手(エリモエクスパイア2着)
「エリモジョージを思い出したよ。同じエリモで、大久保厩舎。再現したかった。やったと思ったんだけど、相手に差し返されたね。折り合いは完璧だったし、ポジションも理想のレースができた。最後は馬体を併せないように逃げたんだけど…。しのいだかと思ったけど、かわされたところがゴールだったから。やっぱり相手はダービー馬だもん。スキを突く競馬はできたけど、現時点では地力の差だろうね」

池添騎手(トウカイトリック3着)
「あー、悔しい。流れに乗れたし、折り合いに心配のない馬なので、思い切っていい位置を狙えました。ゴール前、メイショウサムソンと馬体が離れてしまったのが誤算。併せていけば、もう少しきわどかったと思う。具合も良かったから、自信を持って乗ったんだけど…難しいですね」

安藤勝騎手(アイポッパー4着)
「ゲートに長く入って待たされたから。背中を丸めだしてゲートの出が悪かった。スタートしてからも前にスッと入られて…。しまいはそれなりにきているけどね。もうひとつ前に入れれば…」

武士沢騎手(トウショウナイト5着)
「勝負をかけたんだけど…。サムソンといっしょに行くより早め早めで消耗戦を挑んで、思いどおりの競馬はできたんですが。ただ、サムソンが隣にきた時は、向こうのほうが手応えのほうが良かった。体も絞れて動きはすごく良かったんですけど…。悔しいとしか言えない。でも、まだ頑張れるし、チャンスはあると思います」

川田騎手(トウカイエリート6着)
「もう少し早めに動きたかったけど、前半に折り合いがつきすぎてしまった。現時点では力の差かもしれないけど、最後はよく伸びていますよ」

四位騎手(アドマイヤタイトル7着)
「勝負所で外に出したらハミを咬んでしまって…。ゆっくり運んでいれば違っていたかもしれないけど、まだ力をつけている段階。これからの馬だよ」

佐藤哲騎手(ダークメッセージ8着)
「寄られるロスはあったけど、その後もまだ伸びているからね。まだ子供っぽいところがあるし、これからよくなる馬だよ」

村田騎手(アドマイヤモナーク9着)
「いい位置でレースができたんだけど、まだ本調子じゃなかったようだし、もう少しやれる馬ですよ」

武幸騎手(ファストタテヤマ10着)
「直線ではもう手応えがなかった。最近、3000メートル以上の距離だといつもこんな感じで…」

横山典騎手(マツリダゴッホ11着)
「リズムよく走っていたし、作戦どおりのレース。でも勝ったのはGI馬だし、この馬としては頑張っている」

岩田康騎手(デルタブルース12着)
「3〜4コーナーで早めに並んでいったんだけど、その時にはもういつもの反応がなかった。自分の競馬はできたけど、それにしても止まりすぎ」

北村宏騎手(ネヴァブション13着)
「思うように動けなかった。これからの馬だから…」

秋山騎手(ウイングランツ14着)
「乗りやすい馬でしたけど、最後は脚が上がった」

吉田豊騎手(ユメノシルシ15着)
「注文どおりの競馬はできたが、まだGIでは力不足」

角田騎手(マイソールサウンド16着)
「故障(左前跛行)してしまいました」

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