東京・11R
第24回フェブラリーステークス(GI)
安藤勝騎手(サンライズバッカス1着)
「自分でも驚くくらい強かったです。きょうはイライラせずに落ち着いていたし、馬体も良く見えた。(前走より)マイナス2キロだったけど、音無先生とも“これなら問題ないな”って話していたんです。スタートはゲートの中でチャカチャカして半馬身ほど遅れましたが、それからの行き脚は良かった。中団あたりにつけられてペースもたんたんとして、ずっとスムーズでした。多少、早いかなと思ったけど、小細工するより行っちゃえってね。かわした時の脚は違いましたね」
幸騎手(ブルーコンコルド2着)
「3コーナー手前から内へずっとモタれてへばりついていました。モタれを両手で直すのが精いっぱい。サンライズについていければよかったのですが、外へ出すのに時間がかかってしまって…。3〜4コーナーの手応えでは2着もない感じでしたが、直線は真っすぐ伸びてくれました」
村田騎手(ビッググラス3着)
「夢見た。硬さがあった前回よりも馬が柔らかかったからね。これなら、この馬場にも対応できると思った。1600メートルはギリギリだし、いくらか追い出しを我慢していたんだけど、あれでも少し早かったのかな…。でも、厩舎は最高によく仕上げてくれたと思います」
岩田康騎手(カフェオリンポス4着)
「速いペースのほうがいいタイプなので、道中は流れに乗れましたね。ただ、直線で少し狭くなってしまったのが痛かったですね。4コーナー手前で外へ出せていれば、もう少しやれたと思います」
ルメール騎手(フィールドルージュ5着)
「もう少し流れに乗りたかったけど、スタートしてからエンジンがかからなくて、テンの100メートルは追っ付け気味。もう少し長いところのほうがこの馬の脚が使えるんじゃないかな」
福永騎手(シーキングザベスト6着)
「“イケる”と思ったんやけどね。サンライズが強かった。ホント、いい雰囲気やったし、3〜4コーナーの手応えも絶好だったけど…。1600メートルはGIになると、ちょっと長いのかもしれないね。本来は、もっと弾ける馬やから…」
吉田豊騎手(サカラート7着)
「仕掛けて出すと掛かると聞いていたので、スタートは出たなりで。きょうの馬場を考えると、もう少し前にいたほうがよかったとは思うけど、無理に仕掛けても行きたがるし…。でも、しまいは伸びてくれましたよ」
蛯名騎手(リミットレスビッド8着)
「直線へ向いた時に一瞬オッと思ったけど、残り1ハロンで止まってしまったね。力は出しているけど、この距離は微妙に長いようだね」
武豊騎手(シーキングザダイヤ9着)
「いい感じで楽に追走できたけど、全然、伸びなかった。絶好のポジションで運べたし、いい流れだと思ったんだけど…。レース前の感触も良かったし、ちょっと分かりませんね」
ペリエ騎手(メイショウバトラー10着)
「スタートは良かったし、思っていたとおりの展開だったんだよ。ただ、ラスト1ハロンまでは良かったけど、その後が速くなってしまい、ついていけなかった感じだね」
武幸騎手(メイショウトウコン11着)
「ブルーコンコルドの後ろで位置取りは良かったと思うけど、直線で追ってからがサッパリ。全然、反応しなかったし、力を出し切っていない。分からんね」
池添騎手(タガノサイクロン12着)
「もともと砂をかぶると嫌がる馬だけど、きょうは特に嫌がっていたからね。まだキャリアの浅い馬だし、これから力をつけてくれるでしょう」
北村宏騎手(ダイワバンディット13着)
「ハナへ行ってくれとの指示。馬場とこのメンバーだけに道中は余裕をもって走れなかったけど、一瞬は我慢しそうだったんですよ」
内田博騎手(アジュディミツオー14着)
「スタート後の芝は気にならなかったけど、外の馬が速かった。砂をかぶってもいい感じで追走できたけど、直線の坂の入り口で手応えがなくなり、最後はバテてしまった。中央の脚抜きが良くて、時計の速いダートは合わないのかな…」
横山典騎手(トーセンシャナオー15着)
「行ければ行こうと思っていたんだ。最後はいっぱいになってしまったけど、状態は良かったし、ダートの走りも悪くなかったからね」
後藤騎手(オレハマッテルゼ16着)
「砂をかぶってもひるまなかったし、脚抜きのいい馬場なら対応できると思ったんだけどね。この距離は長い気がするし、馬の地力を考えると、まだ状態が戻っていなかったのかもしれない」
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