中山・11R
第56回中山金杯(GIII)

田中勝騎手(シャドウゲイト1着)
「オープンでは前走のようなことはないと思ったが、こんなに楽に走っているからね。ハンデが軽かったのもあるが、力を付けているよ。ハナに立ってからも手応えは良かったし、4コーナーで“イケる”と思った。道悪でもノメったりせず、上手だったからね。最初の重賞は気分が違う。最高のスタートだよ。いい年にしたいね」

小牧太騎手(アサカディフィート2着)
「今までで一番スタートが決まったし、気合を入れて中団までついていこうと思ったんだけど、道中はノメっていた。ずっとアカンと思っていたけど、追えば追うほど伸びるのは分かっていたし、きょうも直線で伸びてくれた。良馬場だったら…」

後藤騎手(ブラックタイド3着)
「スタートを出て行かなかったし、2コーナー過ぎまでフワフワしていたので自分の競馬に徹した。勝つにはあそこで動くしかなかったし、ディープインパクトをイメージして乗ったんだけどね。もう少し接戦の形になっていれば、もっとヤル気を出していたと思う。でも、最後まで不まじめなところは出さなかったし、近々、どこかで重賞を勝つチャンスがあると思います」

内田博騎手(ロジック4着)
「最近は結果が出ていなかったようだけど、力を出せばこれくらいは走れるからね。馬場はこなしてくれたけど、もっといい馬場のほうが合う。距離は問題なかったし、これがきっかけになれば…」

加用調教師(フォルテベリーニ5着)
「福島の時はもっと馬場が悪かったし、道悪は関係なかった。ただ、間が開いて重い感じだったから、レースでの反応がいまひとつだったね」

大久保洋調教師(トウショウシロッコ6着)
「きょうはゲートの遅れがすべてだね。ゲート練習はしっかりやっているけど、レースと調教を馬が分かっていて、調教ではやらないのに、レースになると遅れてしまうんだ」

北村宏騎手(グロリアスウィーク7着)
「スムーズに折り合いが付いて、4コーナーまではいい感じでした。前まで迫れる手応えでしたが、追い出してからノメってしまって…」

池添騎手(マヤノライジン8着)
「馬場がかなりグチャグチャでノメりましたね。函館記念でも道悪で走っているし、そんなに下手な馬じゃないんだけど、4コーナーでいっぱいになって、全然進んでいかなかった。午前中の馬場はそれほどではなかったけど、午後になってひどくなったね」

勝浦騎手(パッシングマーク9着)
「聞いていたより行きっぷりが良かったし、もっとやれそうな感じだったんです。これなら、ハナにでも行ったほうがよかったかもしれませんね」

柴山騎手(ヴィータローザ10着)
「馬込みに入っているときは闘志があったけど、いざ追ってからが伸びなかった。馬場もあったし、体が増えていたのも影響したのかもしれないね」

吉田隼騎手(キープクワイエット11着)
「もっと早く動きたかったのですが、ゴチャついてしまいました」

木幡騎手(シェイクマイハート12着)
「ある程度、前残りになる馬場だと思ったので、前についていったが、最後はアラアラになってしまった。馬場が敗因かな」

バルジュー騎手(ダンツジャッジ13着)
「直線に入って手応えがなくなった。そこまでの感触は良かったが…。雨は得意だと聞いていたので、今回はメンバーが強かったのかな」

長谷川騎手(イースター14着)
「引くに引けない形になって、きつい展開でした。結果的に脚をためたほうがよかったかも」

横山典騎手(ワンモアチャッター16着)
「勝った馬の後ろに付けようと思ったら、うまく引かれてハナに立たされてしまった。馬場も合わなかったのに加えて、このハンデでは…」

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