東京・11R
第23回フェブラリーステークス(GI)
武豊騎手(カネヒキリ1着)
「強かったですね。JCダートもいい状態でしたが、力強さはあの時よりもありました。昨年より、さらに強くなっています。流れが速く、いい展開だと思いましたよ。気持ち早めに動きましたが、手応えはすごくよかったですからね。昨年のダートチャンピオンですし、ホッとしました」
ペリエ騎手(シーキングザダイヤ2着)
「スタートも良かったし、思いどおりの位置でレースができたんだけどね。勝った馬に一気に来られてしまったから…。力の違いを感じさせられてしまったよ。内からもう1頭が来たとき、もうひと踏ん張りしてくれたし、力は出せたと思う」
安藤勝騎手(ユートピア3着)
「どうも最近はテンにズブくなっていたんだけどね。きょうはスタートの前から馬に気合をつけておいたし、ゲートの出も良かった。間隔が開いていたほうがまじめに走るタイプだし、左回りもマイルの距離もベストの条件。この馬の力を改めて感じましたね」
幸騎手(ブルーコンコルド4着)
「ちょっと左にモタれるところがありましたけど、スタートも出ましたし、いいレースをしてくれたと思います。ただ、勝った馬には一瞬にして抜き去られましたし、強かったですね。直線で向こうに早めに来られたぶん、行き場がなくなったところもありましたけど…。これから暖かくなれば、もっと良くなると思います」
ルメール騎手(ヴァーミリアン5着)
「マイル戦が得意で、強い馬がいっぱいいたからね。リラックスして走っていたけど、マイルのこういう忙しい流れは不向きだね。1800メートルが一番合っていると思う」
小牧太騎手(サカラート6着)
「速い流れだったから折り合いはついたけど、位置取りは思ったよりも後ろになってしまった。このメンバーを相手によく頑張ってくれたけどね」
内田博騎手(アジュディミツオー7着)
「ゲートのタイミングが合わなかった。芝の部分でもダッシュがつかなかった。直線は左右に馬がいて、ちょうどその間に入ってしまった。それでもそれなりに伸びてきたし、あれがなければもっと頑張れたかもしれないですね。どうもスタートがうまくいかないなぁ」
池添騎手(タガノゲルニカ8着)
「4コーナーでは勝ち馬との手応えが違ったよ。でも、使い詰めできて、短期間でここまで上がってきた馬。経験の差が出てしまったが、体つきから本格化はこれから。いつかはあの馬(カネヒキリ)を負かしてみたいね」
安藤光騎手(タイムパラドックス9着)
「直線で勢いがついたところで前をカットされてしまった。マイルも忙しかった」
田中勝騎手(タイキエニグマ10着)
「もっと前へ行こうと思っていたけど、周りが速かったね。この馬も伸びてはいるんだけど、やはりGIは違うね」
バルジュー騎手(リミットレスビッド11着)
「直線は伸びてくれたが、ラスト200メートルで止まってしまった。GIの壁があったのかもしれないが、1600メートルも長いのかもしれない」
柴田善騎手(サンライズバッカス12着)
「この馬のペースは守ったし、4コーナー過ぎでは伸びてくれると思ったんだけど。いざ追い出したら、逆に離されてしまった」
柴山騎手(スターキングマン13着)
「テンにモタついて、追走に苦労しました。調教で乗ったときよりも実戦のほうが雰囲気は良かったのですが、マイルは忙しいようですね」
中舘騎手(ニホンピロサート14着)
「いい位置でロスのない競馬ができたけど、距離が少し長いようですね」
福永騎手(メイショウボーラー15着)
「ここ何戦かは妙に馬がおとなしかったけど、メンコ(耳覆い)を外した効果か、きょうはヤル気になってくれた。競り合いがこたえて下がってしまったけど、ようやくこの馬の良さが出てきたね」
藤田騎手(トウショウギア16着)
「先に行ってくれとの指示だったが、道中は行きたがってしまい、引くに引けない展開になってしまった…」
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