東京・11R
第134回天皇賞・秋(GI)

安藤勝騎手(ダイワメジャー1着)
「切れるタイプではなく、最後まで頑張りとおす馬だからね。ホント、理想的な流れになったと思います。あまりにも(ペースが)遅いようなら自分で行くことも考えていたし、スローには落とさず、淡々とした流れにしようと思っていたけど、ちょうど引っ張ってくれる馬がいましたからね。この馬に合った流れになったな…と思っていました」

横山典騎手(スウィフトカレント2着)
「前走のオールカマーの時より馬は良かった。返し馬から落ち着いていたし、思い描いたとおりの理想のレースができました。ただ、もう少しというところで同じ脚いろになってしまった」

武豊騎手(アドマイヤムーン3着)
「いい位置に行けたし、最後も来ているんだけれどね。でも春より良くなっているし、よく頑張っている。3歳馬だし、これからが楽しみ」

五十嵐冬騎手(コスモバルク4着)
「オールカマー(2着)みたいに後ろからにならないよう、仕掛けてあの位置で折り合いました。直線で下がってしまう感じはありましたが、坂を上がって伸びましたからね。チャンスを生かせなかったのは悔しいです」

池添騎手(スイープトウショウ5着)
「スタートがうまくいって、無理せずいい位置に行けたし、道中もスムーズだった。でも4コーナーを回るときに前走ほどの手応えがなかった。アサクサデンエンの後ろで、脚をためるようにと乗ったのですが、反応が本当じゃなかった。前走がプラス体重で今回のマイナスも気にならなかったし、馬も雰囲気は良かった。でも去年の天皇賞と同じ感じ。使ってグンと良くなる馬なんだけど…。わからない」

北村宏騎手(ダンスインザムード6着)
「あのペースですから折り合いは楽でしたし、すごく穏やかに走っていました。プレッシャーをかけられない位置取りで競馬ができましたが、よどみなく流れたこともあって、直線で追い出してから余力がありませんでした。ヴィクトリアマイルを勝った時のように、一瞬の脚で勝負するほうがいいですね。状態が良かっただけに残念です」

田中勝騎手(アサクサデンエン7着)
「急きょ乗り替わりだったが、馬の雰囲気は良かったし、道中も中団で流れに乗れたよ。しまいも伸びてはくれたが、手応えほど弾けてくれなかった感じだね」

岩田康騎手(ハットトリック8着)
「スタート五分なら良かったが、ゲートの中で横を向き潜ろうとしたときに切られてしまって…。直線は伸びてくれただけに残念です」

内田博騎手(サクラメガワンダー9着)
「落ち着きがあって馬の雰囲気は良かったが、最初のコーナーで他馬と接触し、馬とラチに挟まれトモを取られてしまったんだ。それで向こう正面までバランスを崩しながらだったからね」

柴田善騎手(ローエングリン10着)
「道中は折り合ってくれたし、4コーナーまではいい感じで走っていたんだ。ただ、直線でモタれてしまい、それを直すのに手間取ってしまったからね」

武幸騎手(ファストタテヤマ11着)
「テンからペースが速くて追走に手いっぱい。ある程度スローで流れてくれたほうがいいようです」

蛯名騎手(グレイトジャーニー12着)
「スタートでつまずいてしまったし、おまけに外枠。ちょっと厳しい競馬になってしまったね」

後藤騎手(ローゼンクロイツ13着)
「スタート後にカンパニーに外から入られてリズムを崩してしまった。同じ控えるにしても、流れに乗れなかった感じ」

四位騎手(オースミグラスワン14着)
「ノメっていたぶん、エンジンがかからなかったね。本来は首を下げて走る馬なんだけど、馬場がこたえたようだね」

佐藤哲騎手(インティライミ15着)
「思い描いたとおりの競馬はできた。ただ、直線で外へ出したかったのが内ラチにへばりついてしまい、その後はダラダラ。ダービーのときみたいな走りではなかった。まだ本調子ではないようだね」

福永騎手(カンパニー16着)
「隣の馬が暴れているのに驚いてしまい外枠発走。今まではそんなことはなかったのになぁ。とにかく今日は競馬に参加できなかった」

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