2021年10月10日 (日)
東京11R
第72回 毎日王冠(GII)
芝1800m 発走15:45
ルメール騎手(シュネルマイスター1着)
「すごくいい脚を使ってくれた。やっぱり川田さんに届かなかったと思ったけれど、僅かに勝ちました。NHKマイルCを勝ったときはエンジンのかかりがちょっと遅かったけれど、今回のラスト300メートルはいい瞬発力を使ってくれました」
川田将騎手(ダノンキングリー2着)
「前回の安田記念よりもはるかに具合が良かったです。そのぶん、気持ちも入り過ぎていたので、あれ以上ゲートを出すことができませんでした。馬の気持ちを優先して向こう正面でポジションを上げました。直線はしっかりと動けていたし、普通なら勝っているレースですが、勝ち馬は着差以上に強いですね」
吉田隼騎手(ポタジェ3着)
「スローペースになると思っていましたし、内めの枠でしたからね。強烈な脚を使う馬が2頭いたので、出していって流れに乗せました。でも、ペースが流れたときに追いかける形になってしまい、ラストはダラッとしてしまいました。上位2頭に並ぶ間もなくかわされてしまいましたね。それでも諦めずに3着と、力のあるところは見せてくれました。この馬に合う展開なら、まだまだやれると思います」
石橋脩騎手(ダイワキャグニー4着)
「得意の条件とはいえ、この年齢でちゃんと走れるのはすごいですね。本当に頑張ってくれました。これまでいい経験を積んできたのだと思いますし、苦しいときに無理をさせなかったのが今に生きているのだと感じました。調子も良さそうでしたね」
北出成調教師(カイザーミノル5着)
「ジョッキーがいろんなことを分かってくれていましたし、きょうもうまく乗ってくれました。上位馬は強かったですけど、よく頑張ってくれました」
鮫島駿騎手(サンレイポケット6着)
「速い時計や上がりにどう対応できるかと思っていましたが、勝ち馬を追うようにして伸びてくれました。ただ、上位馬とは少し瞬発力の差を感じました」
浜中俊騎手(ヴェロックス7着)
「前走は輸送に時間がかかったのが影響しましたからね。返し馬は前走よりも活気がありました。前半は息を整えながら運んで、しまいを生かしました。坂を上がって左にモタれてしまいましたが、雰囲気は良かったですね」
福永祐騎手(ヴァンドギャルド8着)
「調教の雰囲気は良かったですし、返し馬も悪くなかったのですけどね。ゲート内はいつもより落ち着いていて、いいスタートを切れました。ポジションも悪くなく、2着馬を見ながら進めたのですが、4コーナーを回るときは手応えが悪くなりました。伸び負けたというよりは、いつもの伸びを見せられなかったです。余裕残しの調整だったので、影響が出たのかもしれないです。これを叩いて良くなると思います」
田辺裕騎手(カデナ10着)
「ゲート内で後ろ扉を蹴っていて、そのまま出遅れてしまいました。でも、ダッシュが利く馬ではないですし、ポジションはあの辺だと思っていました。それよりも開幕週の速い時計が出る馬場では良さが出せないですね」
丸山元騎手(トーラスジェミニ11着)
「自分からハミを取るイメージを持っていたのですが、あまり行かなかったですね。これなら中団とか別のレースをしても良かったかもしれないです」
三浦皇騎手(ラストドラフト13着)
「調教から乗せてもらって、良さそうだと感じていました。1800メートルに距離が短縮されて、どう立ち回れるかと思っていましたが、縦長の隊列のなか、上手に流れに乗れました。追い出したときの感じは良かったのですが、ラスト1ハロンで脚いろが鈍ってしまいました。感じは良かったので、敗因はつかめないですね」
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